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【愛されデザイン】サヴィニャック展に行ってきた

【愛されデザイン】サヴィニャック展に行ってきた
今日は雪がすごかったですね!
そんななかブルブル震えながら、
サヴィニャック展に行ってきました。

サヴィニャック(1907-2002)は
フランスはパリで活躍したポスターデザイナー。

可愛らしく、色鮮やかなポスターは
今でもインテリアに取り入れられたり、雑貨になったりして
愛され続けていますね。
アッコリン、
サヴィニャック好きでしょ?
サヴィニャック影響受けてるでしょ?

とサヴィニャッカー(?)認定されがち。
Profile image
ロバ1号 アッコリン
デザイナー。ロバ企画室代表です。温かみが伝わる、手触りのあるデザインが得意。雑貨も作ってます。基本的にワーカホリックで、根を詰めて死にかけるので1日6時間しか働かないと決めています。いつかMY・デコトラに好きなものを詰め込んで移動販売をしてみたい。


確かに好きです。
家にポスターを貼っていたことも。

でもなんとなくこのごろは
「まあまあ好き」くらいの
長年連れ添った老夫婦のような気持ちでいました。

今回の展覧会も
「せっかく広島に来るって言ってるし
久々にお茶くらいするか〜」と
そのくらいのぬるいテンションで見に来たのです。

が、会場に入って3歩すすんだころには

「師匠!!!」
「ナマ言って、すいません!」
「本日はしっかり学ばせていただきます!オス!」

とすっかり弟子気分にならされました。
可愛い門の向こうでひれ伏す

【師匠のカッコいいところその1】1つのポスターに1つのアイデア。

サヴィニャックの目指したポスターデザインは、
1つのポスターの中に、1つのアイデア。

例えばモンサヴォンのポスター。
牛乳でできた石鹸だから、牛さんのおちちから石鹸。
というシンプルで、ちょっと笑っちゃうアイデア。
《牛乳石鹸モンサヴォン》
1948/50年 パリ市フォルネー図書館蔵


たった1つのアイデアを1つのモチーフで表現するから
絶対忘れない記憶に残るデザインになっています。

言いたいことをひとつだけ。
その他の要素を削ぎ落としたデザインは
そのままロゴにできそうなほど。

でも引き算だけじゃなく
くすっと笑ってしまう楽しさを足しているので
愛されるデザインになっています。

【師匠のかっこいいところその2】
どの仕事もサヴィニャック

今回の展覧会では、200点の
原画やポスターが展示されていました。
これまで観たことがない作品も多くて楽しかったですが
どの作品も
サヴィニャックのデザイン
とひと目でわかる。

いわゆる絵描き、アーティストとは違って
ポスターのデザイナーなので、
クライアントとのやり取りの中で
作品を作ると思うのですが
すべて自分のタッチ、自分ワールドにもっていくって。

師匠!どんな仕事の進め方したらそうあれるのですか!
《フリジェコ:良質の冷蔵庫》
1959年 パリ市フォルネー図書館蔵
思うに、クライアントは、
自分の会社・自分のサービス・自分の商品は
サヴィニャックから、
どんなふうに見てもらえるのか。
どう表現してもらえるのか。
新しい視点を期待して依頼するんだろうな。

だからこれまでの会社のイメージ、既存の広告を踏襲せずに
サヴィニャックの世界でポスターを作ってもらうんだろうな。

平和で、前向きな仕事のあり方を見てしまった。
師匠、まじで勉強になります!

(実際のところどうなんだろ、サヴィニャック仕事の現場。めっちゃ殴り合いしてたりして。)

【師匠のかっこいいところその3】パリの街から生まれたデザイナー

サヴィニャックは、
特に芸術の英才教育をうけたわけでも、
アートの学校に進んだわけでもなく、

両親の営むパリの食堂で文化に触れ
パリの街をうろつくことで感覚を養い
早く社会にでて若い頃から職を転々として
その場、その場でデザインを実践しながら
手に職をつけていった、という
パリが育てたデザイナーな感じが、カッコいい!

展示の中には、
サヴィニャックのポスターが貼られた
パリの街の写真もありました。

当時のポスターってA2とかB2サイズじゃないよ。
映画館のスクリーンぐらいの巨大サイズなの!

そんな景色の中にいたら絶対スキップする!
想像するだけでウキウキがとまりません。
吹き抜けのホールに巨大ポスター
(しかしシュール)

サヴィニャックおきにいり作品 ベスト5

備忘録まで、
今回拝観させていただいた師匠の作品の中で
私がいいな〜と思った作品ランキングを書いておこっと。
(なんだか上からっぽくてサーセン!)
  1. ベルネル(毛糸)これさえあればバッチリ…毛糸おじさんがかわいい
  2. ロム・ショーヴェ(ラム酒)…寒そうな外と家のあったかさのコントラストがハッピー
  3. OMO(洗濯物をより白く)…ヒゲの傾きでおじさんの心の中がわかる
  4. 庭のタネ(サンリヴァル)…庭師LOVE
  5. MUR(ペンキ絵)…もしDIYの店を開いたら壁画にする
ベルネルの毛糸おじさん、会場案内係してた
指で膝カックンしよるのもいた

まとめ

今回のサヴィニャック展。
大迫力の巨大ポスターと、その原画200点!
知らなかった作品にも会えて、見ごたえたっぷり大満足。

会場のあちこちに、パネルやウィンドウステッカーなどが
ちりばめられていてサヴィニャック探しもできて楽しい。

顔出しパネルもいっぱいあって、めっちゃやりたかった。
(一人だから泣く泣く我慢)

一人でもお子さま連れでも、楽しめると思います。

行かれた方は、
どのポスターが好きだったか、ぜひ聞かせてくださいね〜!

サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法

会期:2019年1月5日(土) ~ 2月11日(月・祝) 会期中無休
開館時間:9:00~17:00
会場:広島県立美術館3階企画展示室
※金曜日は19:00まで
※入場は閉館30分前まで
※1月5日(土)は10:00開場

ロバ企画室 ONLINE SHOP にも遊びに来てね

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