「HOW TO -にぎわうマーケットのつくりかた」に行ってきました。
東京蚤の市・布博・紙博などビックイベントの仕掛け人、手紙社の北島社長と、広島のイラストレーター渕上さんのトークライブ、ファシリテーターはキムラミチタさんとあって、商工センターのレインボー倉庫広島の2階にはたくさんの来場者さんが詰めかけていました。 手紙社の北島社長は、登壇するなりステージ上から
「こんなに沢山の人の前で話すこともあまりないですから、
みなさんの写真を撮ってもいいですか?家族に見せたいので」
とパシャパシャととりはじめたりして
とっても気さくでフレンドリーな方でした。
でも大規模イベントを主催し、成功させ続ける裏には
やはりすごい覚悟があり、緻密な計画と準備があり
泣きのメールがあり、、、と、
本気がびしびし伝わってくるトークライブでした。
日本一の○○を作る覚悟はあるか?
手紙社主催のイベント成功の秘訣は、「日本一の○○を作る」という目標を立てること。
例えば東京蚤の市は、日本一のアンティークマーケットを目指してスタートしたそう。イベントを準備する段階で、スタッフさんとの間で繰り返し「日本一にするのにこのクオリティでいい?」と問いかけながら作り上げるそうです。
日本一のマーケットにするため、出店者さんは公募せず、自分たちで探して交渉し、当代一の出店者さんを集めるそう。
おおお!覚悟キメキメ!
なおこの「日本一の○○」は、具体的である必要があるそうです。
【良い例】「猫グッズの品揃えなら日本一」
【悪い例】「お客様への思いは誰にも負けない」
確かに、「日本一お客様を思う」とか社訓にありがちだけど、大事なことには違いないけど、ふんわりしすぎて具体的な行動につながらなさそう。
3本の柱を意識する
おまけですけど、と北島社長が最後に、「3本の柱」を意識すると安定するというお話をしてくれました。手紙社のイベントも、大きく3本の柱(東京蚤の市・布博・紙博)があり、事業も3つ、その3つの中にも3つの部門、と3を意識しているそうですよ。
3が急にかっこよく光り輝く数字に思えてきました。
やりたいことはやらないと、何も思いついてないのと同じ。
広島のイベントコーディネーターの渕上さんは、ふんわりした雰囲気から想像できない行動力にびっくり。ペン画を好きになり、スケッチをするため足繁く通った宮島から縁が広がり、宮島口でのイベントのコーディネーターを依頼され、今ではご自分でもイベントを主催するようになった経緯をお話してくださいました。やりたいことをやり続けていると、拓けてくるのだなあ。おまけ:ロバ企画室の日本一を考えてみた
- コンロのないキッチンで美味しい社食がたべれる会社、日本一
- BGMで井上陽水がかかる会社、日本一
- スクワットする会社日本一(これは日本一かどうかあやしい)
でもそれがはっきりしたら、もっと楽しくなりそうで宝探しみたいにワクワクしてきました。灯台みたいな「日本一のなにか」、探したいなあ。 さて今回のイベントのメインビジュアル・フライヤーをご依頼くださったTOWN DESIGN LABOさん。イラストを使ってさまざまなグッズを作ってくださっていて、とっても嬉しかったです!ありがとうございました(╹◡╹) フライヤーデザインについてはWORKSにUPしています。
Comment On Facebook